バウムクーヘンができるまで

一層ずつ時間をかけて丁寧に生地を焼き重ねていく「バウムクーヘン」。
ふんわりした口当たりと、しっとりとした甘さは、職人の技によって生まれます。

仕事内容 -ある日のお仕事-|BAUM FACTORY FUKUGIYA
ふくぎやは沖縄で誕生したバウムクーヘン専門店です。沖縄の大地と海が育んだ選りすぐりの食材、黒糖、塩、蜂蜜、卵をふんだんに使った生地を20層以上も丁寧に焼き重ねた手作りのバウムクーヘンを“ふくぎや”がお...

生地の仕込み(たまごバウム)

①計量

まずは粉、砂糖、バター、卵、その他の材料をレシピに沿って正確に計ります。

・米粉

・たまご

・生クリーム

・よつ葉発酵バター

・蜂蜜

・サンショート(ショートニング 食用植物油脂/乳化剤、香料)

・バニラシュガー

・ライススターチ

・ベーキングパウダー

②混ぜる

計量された材料を決められた工程どおりにミキサーで混ぜ合わせます。この後、生地の状態を目と肌の感覚で感じ取り素早く注1) 手合わせを行います。生地の良し悪しは、ほぼ手合わせで決まると言ってもいい重要な工程です。

ただ混ぜているわけではありません。
焼き手の技術が優れていても生地が良くなければおいしいバウムクーヘンは生まれないんです!

注1) ミキサーで混ぜて立ち上がった生地を潰さないように粉と生地を手で優しく混ぜ合わせることです。

焼成

③焼き上げ

出来上がった生地をおいしいバウムクーヘンに仕上げるのは作り手の腕の見せ所!
オーブン内の温度、湿度、焼き時間、焼き色といった様々なところにアンテナを張り、片時も目を離さず、時間とエネルギーを使い「おいしくな~れ」と心の中で唱えながら一層一層焼き上げます。(焼き上がりまでは1時間前後)

④仕上げ

焼きあがったバウムクーヘンは荒熱を取るために1日寝かせます。そうすることによって風味や糖度が増し、生地も締まって良い食感になるんですよ!

丸太のようなバウムクーヘンを年輪が見える状態にカットしていきます。最後の真剣勝負!素早く正確・均等にカットしていきます。

このようにいくつもの工程、人の手を経てやっとバウムクーヘンが出来上がるのです!

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